事業コンセプト(豊橋市斎場の基本方針)
【方針1】今後の火葬需要に対応できる施設規模とする。
- 高齢化の進行に伴い、増加する火葬需要に対応できる施設規模・機能を備えた施設とする。
【方針2】会葬者にとって利用しやすく、プライバシーに配慮した施設とする。
- 会葬者にとって分かりやすくプライバシーに配慮した動線計画とし、すべての人が快適に利用できるようユニバーサルデザインを採用する。また、地域の火葬習慣や利用者ニーズを考慮した機能、スペースを備えた施設とする。
【方針3】環境に配慮した施設とする。
- 周辺環境への影響を最小限に抑えるため、ダイオキシン類を始めとしたばい煙の除去が十分に行える火葬設備を導入する。また、環境に配慮した設備・機器の導入や再生可能なエネルギーの利用により環境にやさしい施設を整備する。
【方針4】災害に強い構造を検討し整備する。
- 災害に強い構造を検討するとともに、自家発電設備を設置し、災害時でも一定期間は火葬ができるように整備する。
【方針5】施設の適切な維持管理、効率的な運営を可能とする施設とする。
- 施設ができるだけ長く利用できるよう、建物については予防保全を前提として適切に維持管理するとともに、火葬設備についても適切かつ効率的な運転、メンテナンスが行える設備を導入する。また、業務スペースの拡充や設備の充実を図り、職員が作業をしやすい環境を整備する。
事業スキーム
SPC:PFI事業を行うために設立された事業会社であり、本事業では徳倉建設株式会社、株式会社オーテック、藤城建設株式会社、一幸建設株式会社、豊橋建設工業株式会社、太陽築炉工業株式会社、株式会社オリバー、株式会社アーバス、太陽アーモ株式会社、株式会社長大の出資により設立されたPFI豊橋市斎場株式会社を指します。
PFI:「PFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)」とは、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法であり、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)に基づき実施される事業です。